皆さんお久しぶりです、ホタテです。
「あれ、ほやだっけ?」にはもう慣れましたが、
ちくわと間違われたのにはさすがに驚きましたが 笑
さて、4月に入りましたが、他のメンバーの多くが就活に励んでいる中、
僕は昨年のインターンシップでお世話になった岩手県の陸前高田に行って来ました\(^o^)/
前回は夏休みの間を利用して半分ボランティア・半分インターン生のような状態で滞在していました。
2週間とちょっとという短い期間でしたが、
あのインターンがあったから今の僕があると言っても過言ではないくらい貴重な体験をさせていただきました。
今回はお世話になった人たちに顔をみせつつ、
お手伝いできることがあれば恩返しするというスタンスで行きました。
前回は到着した日と帰る直前に雨が降る雨男っぷりをいかんなく発揮してしまいましたが、今回はなんと…。
晴天でした(^^)
しかも、すこし暑いくらいでした 笑
まずは、インターン時にお世話になっていた「未来商店街」に行きました。
ブログやFacebookで商店街の様子は確認していましたが、かなりの変化に目が点になりました。
プレハブの仮設商店街が新たにできていたり、庭師の方が道を整備していたり、より大きく華やかな商店街になっていました。
これまで多くの仮設商店街を見てきましたが、未来商店街はすごくいい方向に向かっていて、これからが楽しみになる商店街の一つだなと感じました。
僕が多くの仮設商店街を見てきた中で感じたことは、商店街が内輪だけのものになってしまっているというのがあります。
自分たちが満足する、あるいは地域のなじみの人たちが買い物に来てくれることは確かに望ましいことです。
しかし、お客さんを増やすために例えば未来商店街のように「イベント」を頻繁に行うのは効果的だと思います。
「買い物で応援」の気持ちがある他県の人たちへアピールし、自分たちでもその人たちを受け入れる準備をする。
もちろん、町づくりのようなノウハウやイベントもただ行えばいいわけではありませんが、
外部からの新しい風も必要だと思います。
そして、何より、全国からたくさんの人がこの商店街をよりよいものにしようとしているのが感じられる場所づくりが必要です。
未来商店街の皆さんは本当にいい人ばかりです!
皆さんも陸前高田にお越しの際は是非お立ち寄りください。
僕が2日間の滞在でしてきたことは、未来商店街のリニューアルオープンに向けての準備でした。
商店街の事務局の黒田さん(夏のインターン時にもお世話になった人)からは単純な作業でも協力するだけで感謝されました。
それは人手が足りないからでした。
商店街は黒田さんが事務の仕事から多岐にわたって担当しているものの、その仕事量は膨大なものでした。とても終わりは見えないものです。
僕らのようなインターン生やボランティアでも高田の人の少なさをカバーできるようなので、小さなことでも僕たち外部の人間にもできることがあります。
震災から2年たった今でもそれは変わらないのです。
今回お会いできた方は、鶴亀さん、シンさん、社長、専務、商店街の方々、英さん、阿部さんで、後は飲みで偶然再会する方もいました。
皆さん本当にありがとうございました。
今回の滞在にはまた違った意味を感じました。
それは震災から2年が過ぎ、インターン時は助成を受けて高田に来ていましたが、今回は違いました。
移動費も宿泊費も自分持ちです。当たり前ですが。
何が言いたいかというと、改めて思えば自分のお金でもう一度同じ場所に行く価値は大きいということです。
高田に住む自分とあまり年齢の変わらない人達からも「来てくれるだけでありがたい」と言われました。
春休みは日々悶々としていましたが、
自分の行動力みたいなものがもしかしたらこれからの自分を作っていくのかもしれないと思いました。
黒田さんからも「まだ学生の内は自分がやりたいと思うものを失敗してもいいからやり続けていってほしい」
と言われました。
また、何かに迷ったらあるいは明確な目的が出来たときにまたこの地を訪れたいです。
また、そういう気持ちで訪れる人がいても良いのではと思います。
しっかりとこの地を見て、そして現地でお買い物をして、ボランティアをすることで現地に貢献して。
いまはGWで、あと少しで夏休みです。
みなさん、ぜひ陸前高田の未来商店街へ訪れてみて下さい。
【追記】
一本松はまだ完成していませんでした。
大きく変わっていたのは未来商店街だけでしたが、それでも新しくできたものもあれば無くなったものもありました。
細かい変化は私が住む仙台のような都会よりはっきりと分かりました。
人間関係もそうだし、いろいろなことが日々入り乱れてはくっつき、そして離れていく。
それでもまだまだ高田に人はやってくるし、旅館もなかなか予約が取れないそうです。
震災復興から3年目。
僕はこれからもこの場所を愛し、将来を一緒に考えていきたいと思っています。