静岡に再び来ています。
今回は掛川にて講演です。
その帰り、掛川にある児養護施設「ねむの木学園(通称:ねむの木村)」へ。
障害を持っている子どもに感性を大切にする教育を行い、絵画・国語・工芸・音楽・茶道などにおいて成果を発揮。
山の中の広大な敷地内に、作品を展示する美術館、生徒が実習する喫茶店、小さなニット店などを併設。
作品のレベルや施設のデザインは素晴らしく、点在する店舗はまるでムーミン谷。
日本にこんなところがあったのかと。別格に凄いものです。
そして、夜は名物の「静岡おでん横丁」へ。
静岡で子どものおやつとして親しまれていた独自進化のおでんの屋台村的施設。
月島のもんじゃ街、札幌のラーメン横丁、中洲の屋台街といった感じです。
駅から少し離れた場所も良し、観光客誘致施設の良い事例ですね。
静岡は富士宮やきそば、浜松餃子など、意外にB級グルメが豊富。
PR次第でもっと人気になると思います。
また、静岡駅内を移動していると震災展示がありました。
国交省中部地方整備局主催「東日本大震災を忘れない」
東日本大震災を風化させず、そして南海トラフに備えることを啓蒙したイベント。
静岡駅地下街で期間限定で行われているようですが、錆びた道路標識、震災時の写真、NHKの復興支援ソング(@花は咲く)をエンドレスで流す空間はなかなかのリアリティです。
人が多く集まっていたのが印象的です。
それにしても静岡は広いですね。
そして地域によって個性があり、ポテンシャルも高い(&どこからでも富士山が見える)
上手にプロデュースすれば代表的な好例地になると思います。