東北に住む学生たちが考えた、「東北が世界に誇れるものとは？」

 

そして「東北だけにしかない魅力とは？」

 

たどり着いた答えは「人」でした。

 

東日本大震災によって被災した地域は大きな被害を受けました。

 

しかし、復興はまだ先のことで、経済は徐々に戻りつつあっても風評被害は続いています。

 

また、震災によって減少した観光客も少しずつ戻ってきましたが、

その多くは震災遺構などを見る災害ツーリズムです。

 

災害は地域の人々が誇りにできるものではありません。

 

しかし、このツーリズムによって観光客が来てくれているのも事実です。

 

そこでこういった現状に対し、食でもなく風景でもなく、

新たな東北の魅力と誇りを伝えるものが「東北の魅力は人だと思う。」です。

 

東北には震災によって家や家族を失っても、

明日に向かって立ち向かう素晴らしい人たちがいます。

 

この様な人たちは東北の誇りであり、

何ものよりも勝る魅力ある素晴らしい人たちです。

 

そこでこの素晴らしい人たちを写真に撮影し、

想いを記したポスターを作成しました。

 

石巻でただ一人焼きそばをつくりながら人々の帰りを待つ男性。

 

仮設住宅で創るぬいぐるみが半年待ちの人気となったお母さんたち。

 

このような東北にしかいない人たちを撮影し、

キャッチコピーや文章も全て学生で作成しました。（※ロゴやポスターデザインも全て作成）

 

今後、これらのポスターを順次展示してきます。

 

ぜひ東北の魅力を、そして学生たちのメッセージを見て下さい。